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今回は山佐時計計器のわん歩計についてレビューしていきます。
まずは使ってみてよかったところと残念なところのまとめです。
- 犬の運動量がわかる
- コンパクトで多機能(人も使える)
- 誰も知らない
- 生産終了と価格高騰
- その他
購入満足度・・・・65点
以下詳しく説明していきます。
購入動機・場所・金額・使用期間
我が家には6歳になるトイプードルがいます。
わん歩計の存在は以前から知っていましたが、すっかり忘れていて昨年になってようやく思い出し購入しました。
外に行けばいくらでも歩くのでどちらかと言えば運動不足対策というより、歩きすぎてしまう前に把握できればなという意味合いが強いです。
単純に人と犬の歩数の違いも気になりましたし。
2021年4月にamazonにて1,025円で購入。
1年間ほぼ毎日使用してのレビューとなります。
商品説明
商品としては犬用の万歩計です。(だから”わんぽけい”なのですが)
ちなみに万歩計というのは山佐時計計器の登録商標であり、それ以外のメーカーのものは歩数計ということになります。
良かったところ
犬の運動量がわかる
わん歩計と名称が付いていますが、正確には犬の歩数というよりも運動量の目安がわかる商品です。
首を振ったり転がったりしても数値は増えます。
それでも毎回の散歩で人の歩数のほぼ3倍の数値を安定して示しているのでかなり信頼度は高いです。
そのあたりの比率は犬種や体格によって違うと思います。
コンパクトで多機能
重さ19gとコンパクトですが、歩数(運動量)を計測する以外にも様々な機能があります。
- 散歩に適切な気温
- 運動した時間
- 現在時刻
- 過去7日分の履歴や平均値の記録
- 夜間のお散歩時用の赤色LEDの点滅
- 計測感度の変更
- 犬用モードと人用モードを使い分けられる
といった感じで普通の歩数計にある機能は大体あります。
さすが万歩計のメーカーといったところでしょうか。
電池はCR2032のボタン電池で、購入以来1年以上まだ交換していません。
電池消耗マークが点灯してからも4ヶ月以上使えているので電池の持ちはいいです。
残念なところ
誰も知らない(需要がない)
この1年間でかなりの人数の方に散歩中「これ何?」と聞かれました。
つけて最初の頃は週2回ぐらい聞かれてたので、おそらく50人以上になると思いますが誰一人わん歩計の存在を知っている人はいませんでした。
若い方、年配の方、初めて飼う方、長いこと飼っている方全てです。
ドッグラン等も含めて他のワンちゃんが付けてるのも見たことはありませんし、「それいいね!」という感じにもなりません。
よくよく考えてみると毎回同じコースを散歩すれば同じ歩数で、時間が同じならそう変わらない数値になります。
私自身もこの1年で大体の歩数は体感でわかるようになりましたし、そもそも歩数や数値にとらわれては散歩の意味がありません。
やはりいつもと違う環境での運動量の計測をするという使い方が良さそうです。
家の中なら運動量の目安がわかっていいかもしれないですが、常につけると犬のストレスを溜めてしまいそうです。
生産終了と価格高騰
2011年発売の商品で現在は生産を終了しております。
一時期テレビで取り上げられたので私は覚えていたのですが、犬を飼ってる人でも知らないのでは仕方ないですね。
他にも富士通で犬の健康管理できるクラウドサービス『わんダント』なるサービスが短期間で終了したり、タカラトミーからもアプリ対応の犬専用ウェアラブルデバイスが発売されたようですが、元々12000円したのが500円でたたき売りされています。
私も調べるまでこれらのサービスのことは知らなかったのでこのジャンルの商品がヒットするのは難しそうです。
犬の言葉がわかるというバウリンガルあたりだと知ってる方も多そうですが。
レビューを書くにあたり調べたところ、現在は3000円ほどで販売されています。この価格だったら私は買わなかったかもしれません。
→再び3000円になっていました。
まとめ
生産終了品なので欲しい方はお早めの入手をおすすめします。
といっても1000円前後ならともかく3000円はちょっと価値が見出しづらいですが。
一応ちょっとした話題にはなるかもしれませんし、毎回散歩の時間がバラバラだったりお出かけが多い方には使える商品だとは思います。
こんな方におすすめ
- 犬の運動量を数値で把握しておきたい方
- 外に行くと限界まで歩いてぐったりしてしまう
- お散歩初心者の方